記事詳細::妄想小説【Ｉｆ...！？】 36
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著者：ナオ
みんながｻｯｶｰに夢中な間に、僕は彼女に家の中を見せてまわって、最後に自分の部屋にたどり着いた。 部屋に入ると彼女はすぐに僕のﾍﾞｯﾄﾞに座って、それから体を倒してそこに顔をうずめて目を閉じた。 『俺のﾍﾞｯﾄﾞこっちだって、よくわかったね？』 『んー？ああ....だって...ｼﾞｪｼﾞｭﾝの匂いがするから』 『そう？ｼｰﾂ変えてるんだけど...』 『わかるの。ほら、来て来て？』 彼女に言われて僕も顔をうずめたけれど、やっぱり自分でわかるはずもない。 『わっかんないって。ﾐｳ、鼻いいね？』 『ふふーん...』 彼女は得意気に笑うとまた目を閉じた。 『この匂い...眠くなっちゃう...』 そう言って少し笑いながら、本当に眠ってしまいそうに見える彼女の隣に座って、僕はしばらくその顔を見ていた。 いくら彼女が僕達5人がどういう事をしているのかよく知らない...
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