記事詳細::妄想小説【Ｉｆ...！？】 37
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著者：ナオ
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『ｼーｯ...だめ...声だしちゃだめ、ﾐｳ』 いつも眠る彼のﾍﾞｯﾄﾞは、その匂いを吸い込むと自然と眠くなる。 半分眠りに落ちそうないい気持ちの中でｷｽをして、彼の手が服の中に入り込んで指がそこに触れると思わず声が出てしまった。 『...え？』 『みんなに聞こえちゃうよ？だから...だめ』 『だって...ｼﾞｪｼﾞｭﾝが...』 『だから...ｼーｯ...』 どうしても声が出てしまうのをわかっているのに彼はそのまま触れ続けて、ｷｽでこの声を覆って彼の体の中に閉じ込めた。 こういう事の時の彼はいつも少し意地が悪い。 駄目だという言葉に私が言い返すと、それでも駄目だと言って意地悪く微笑む。 それでも私なりに考えた結果、それに対抗する術に気づいた。 『ﾐｳ...なんで...？嫌？』 泣きそうな顔で彼の目を見つめれば、彼はすぐに優しいいつもの彼に戻...
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